オフィスやビルのお掃除を清掃業者に依頼するとき、知っておきたいことがあります。
それは、専門用語です。
契約時にサービス内容を説明してもらいますが、専門用語を使って説明されるケースも少なくありません。
専門業者は日常で当たり前のように使っている言葉であるため意識していませんが、依頼主は聞いたことがない言葉が説明で出てくるとしっかりと内容を理解せずに契約してしまう可能性があります。
内容を理解せずに実際に作業が始まると、想像していた作業とは違った、望んでいたサービスが受けられなかったと後悔する可能性があります。
一度、契約を結ぶとその内容に同意したことになり、途中から契約内容を変更できなかったり、満足度の低いまま我慢してお金を支払い続けることもあるため、失敗しないように注意してください。
知っておきたい専門用語の一つは、エフロレッセンスです。
これは、コンクリートの劣化の指標になる物質です。
そのため、清掃業者にエフロレッセンスと言われたらコンクリートの部分の劣化が激しいということになります。
お掃除だけでは求めている美しさが実現できない可能性があるため、スタッフを話し合って他にどんな作業が必要なのか確認することが大切です。
スポット清掃や日常清掃もよく聞きます。
スポット清掃は汚れが気になる部分を集中してお掃除するという一回きりの契約で、日常清掃はその名の通り日常的に行ってもらう契約です。
汚れがひどい部分はスポット、その後、美しさを維持するために日常清掃に切り替えるケースも少なくありません。
店舗、病院清掃ではドライメンテナンスという言葉がよく使われます。
これは、樹脂ワックスを多層塗布して、ポリッシャーをつけって磨き、光沢を出して汚れにくくする床材の管理方法です。
ポリシャーは一般的に床洗浄を行うときに使う機械です。
バフは床の光沢を復元するために磨きあげる仕上げのことで、これも店舗や病院でよく聞きます。
他にも様々な専門用語が使われますが、わからないことがあればわかったつもりをするのではなく、しっかりと清掃業者に質問をしてください。
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