オフィスやビルの床は定期的にコーティングを行う必要があります。
必ず行わなければならないというわけではありませんが、美観を保つためには欠かせないメンテナンスです。
一般的なお掃除とは異なり、特別な機材や専門知識、技術が必要になるため、通常は清掃業者に依頼をするでしょう。
しかし、床のコーティングには様々な方法があり、種類によって価格や特徴が異なるため注意してください。
代表的な方法は主に5つあります。
1つはUVコーティングです。
耐久年数が20年以上と長く、硬化する時間が短いという特徴があります。
早く固まれば、ビルやオフィスで働く人の業務に支障をきたすこともありません。
他の床コーティング方法と比較すると、滑りにくさや光沢があり、最高ランクです。
優れた方法ですが、費用が15平方メートルあたり10万円以上します。
UVと同様に耐久年数が長いのは、ガラスコーティングです。
硬化には2週間ほどかかりますが、耐久年数が高いため選ばれることも少なくありません。
艶の度合いが調整できるのも魅力的ですが、費用は10万円以上します。
基本的に20年以上長持ちするコーティングは、10万円以上かかると思っておきましょう。
最長で20年ほど持つのはシリコンです。
硬化には1ヶ月ほどかかりますが、UVやガラスよりも費用が安く設定されていることが多いです。
シリコンが選ばれるのは光沢があまり好ましくないケースに多く、対応できる清掃業者も限られているため注意してください。
この種類よりも費用が安く、ほとんどの清掃業者が対応できるのはウレタンです。
3.5万円が相場になり1ヶ月ほどで硬化します。
しかし、耐久年数は長くても10年であるため、気をつけなければなりません。
さらに安いものだと1.5万円ほどのアクリルがありますが、2年程度しか持ちません。
アクリルは耐塩性が高いため、沿岸に近い場所にある建物に使用されることが多いです。
耐久年数が短いと、どんなに安くても清掃業者に依頼する頻度が多くなるため、結果的に費用が高額になる恐れがあります。
床のコーティングは使用頻度や耐久年数などバランスを考えて選ぶようにしましょう。
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